【わたし】の本音を色で知り受け容れる〜カラーセラピー*イロコトバ〜

現役ナース兼色彩心理セラピスト、ストレスクリアーコーチ

軽やかになる為に流したものは


最近、1日に何回か
薬師丸ひろ子さんの
セーラー服と機関銃』を聴きます。


リアルタイムで聴いていた
子供の頃から実は何となく覚えていて
(めっちゃ年齢バレバレですな・笑)
その歌詞の中でも大好きなフレーズが、


『愛した男たちを輝きに変えて

いつの日にか僕のことを

思い出すがいい。

ただ心の片隅にでも

小さくメモして』



作詞した来生たかおさんがセルフカバーで
『夢の途中』として歌っていますが、

この歌詞に出てくるヒロインは、
きっと自身の夢を追いかけている最中に
出会った男性達との様々な恋を、
それすら輝く宝石に変えながら、
笑って駆け抜けていく
素敵な人なんだと思います。


最初は、
このヒロインは本当に気持ちよく、
何の未練も感じないで自由に
男性の元から離れたんだと思っていました。


けれど最近になって、
本当に彼女は、
何の未練も哀しみも切なさも感じないで
男性の元から離れていったのだろうかと。


わたしの答えは
『No』です。


彼女は自分の中にある感情を
男性に悟らせないよう、
自分の中で感じ切って終わらせたんだと
思うんです。


きっと心からの望みに忠実で、
それは男性との恋を成就させることじゃない。


だからこそ愛した男性との別れの時は
彼の負担にならないよう、
笑って駆け抜けて行ったんだと思います。


『スーツケースに詰め込んだ

希望という名の重い荷物を

君は軽々と

きっと持ち上げて

笑顔を見せるだろう』


だって重いなんて思っていない。
これがわたしが選んだ道なのだから。


最初から
軽やかな良い女なんていないのですよ。


ただ心の声に徹底的に向き合って、
泥まみれの感情を誤魔化さずに、
涙を流して、感じ切って、
それでも最後はわたし自身を信じる。


そこにいたのが、
良い女だったんだろうと思います。


わたしもそんな風に、
わたしの望みに忠実でありながら、
優しさと笑顔を忘れない女性で
ありたいと思います。