【わたし】の本音を色で知り受け容れる〜カラーセラピー*イロコトバ〜

現役ナース兼色彩心理セラピスト、ストレスクリアーコーチ

つらい、苦しいと感じるわたしをゆるしていい

NHKの『あさイチ』で【PTG】の特集やってました。


【PTG】とは
【心的外傷後成長】を表す略語。

災害や病気、事故や親しい方との死別などで深く傷ついた後に、その過程を経て、精神的な成長を遂げることだそうです。

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/190116/1.html


番組を見て、
心的外傷が長引いた
当事者のみなさんに共通しているなと
感じたのは、
不安や苦痛や罪悪感を頑張って抑え込んで
長年ひとりで抱えていた点だと思いました。


「これくらい大したことない」
「自分の周りにはもっと辛い人がいる」
「大丈夫、がんばれる」


あと、
あまりに辛すぎて、
その問題から目を逸らしてきた方も。


けれど、
当事者のみなさんは、
そんな自分に気付いて受け入れたり、
あるいは辛くてもどうにか認めた事から
様々な形でその感情を表現して、
それをきっかけに精神的な成長に
繋げていったようなのです。



感情というものは、
主観的なものです。

わたしが辛いと感じることが、
他の人にとって同じように感じるとは
限りません。

だからこそ、
責任感が強くて真面目で優しい人ほど、
それを表に出す事や感じてしまう自分自身に対して抵抗を感じます。


まずは初めの一歩として、
わたしだけはわたしの感情を
あきらめて認めてあげた方がいいんですね。


わたしの経験なんですが、

前彼を忘れられないわたしがいたり、
父親を許せないわたしを許せないわたしがいたりしたんですが、

ある日ふっと感じました。

「まだ好きなものは好きだし、

許せないものは頑張っても許せないし、

まあいいや、仕方ないや」

って。


そうするとね、
わたしの感情の承認欲求が
わたしがこうしてあきらめて認めたことで
満たされるんです。

「ようやくわたしを認めてくれたのね」って
辛い、苦しい、悲しい気持ちが
喜んでくれるんですよ。


感情を認めてあげられないわたしの時に
周りに表出すると、
不思議なことに認められないわたしが思ってる気持ちを代弁してくれます。

「もうそんなことで悩むのやめれば?」
「いつまでも引きずってるんじゃないよ」

この言葉が返ってくる時って、
わたしの経験上、
自分は認めていないくせに周りにだけ分かってもらいたい時だったりするので、

ああ、分かってくれないんだ、
やっぱりこんな感情を持っているわたしはダメな奴なんだと、
更に自分で傷を深くしてしまう悪循環に陥るんです。


でもね、
ネガティブな感情や出来事を認めてあげることで、
少しずつ前向きな感情や出来事が生まれてきたりするんです。


別れた彼が自分を大切にしてくれていた時間や、離れた事で起きた今の日常の生活の中で
楽しいと感じることがあった事に気付いたり、

父親がわたしにしてくれた様々なことや、
愛されていたんだなぁと思い出すような
出来事だったりとか。


そうやって少しずつ人間というのは
立ち直っていくんだと思います。


(美味しいご飯食べれるのもしあわせ♡)


ネガティブな感情や出来事は、
決して悪者じゃありません。

気付きや成長をもたらしてくれる
大切なキーにもなってくれます。


ただ、
辛い、悲しい、苦しい、
抜け出したいのに抜け出せないという時は、
ぜひ、我慢せずに専門家に相談して下さい。


この記事はわたしの主観も入っていますので、
全てが正しいとは思いません。

また過程もみなさん人それぞれです。


けれど、
ひとつだけ
わたしの大した事ないかもしれない
人生の中で確実に言えるのは、

【明けない夜はない】です。

いつか絶対、
生きていて良かったと感じる瞬間は
あるはずなんです。


わたしもまだ、
最近別れた彼が愛しくて、
涙が出そうになったりもします。

別れた事は正解だと思うけど、
大好きだった気持ちが置き去りになった
寂しさはまだまだ誤魔化せません。


でも、
このまんまのわたしでもいい。
もうあきらめました笑


未来のわたしを信じようと思います。


長くなりましたが、

読んでくださったみなさんに
限りない愛と光が降り注ぎますように。

ありがとうございました✨